
こんにちは。
日系航空会社と外資系航空会社で客室乗務員をしておりました、ハム子と申します。
今日はCA専門用語であるETD/ETA/ATD/ATAの意味と使い方について解説していきます。

今回はたくさんの用語がありますね!

たくさんありますが、それぞれの用語の意味は少し違うだけで、同じ仲間なので覚えやすいと思います。
ETD/ETA/ATD/ATAの意味とは?

ではETD/ETA/ATD/ATAの意味について解説していきます。

全て読み方がわからないのですが、どのように読むのですか?

全てアルファベットをそのまま読めばOKです!
- ETD→イーティーディー
- ETA→イーティーエー
- ATD→エーティーディー
- ATA→エーティーエー

でしたら簡単ですね!
これらの用語は何かの単語の略なのですか?

そうです!
何の単語の略かは以下をご覧ください。
- ETD→Estimated Time of Departure
- ETA→Estimated Time of Arrival
- ATD→Actual Time of Departure
- ATA→Actual Time of Arrival

この中で意味がわからない単語はありますか?

estimatedとactualとdepartureとarrivalがわからないです。

ではその4つの単語の意味を解説していきます。
赤文字が今回の用語で適用される意味です。
estimatedの主な意味
- 見積もりの、推定の、大体の、およそ
actualの主な意味
- 実際の、現実に生じた
- 肝心の、最重要な、中心部分の
departureのおもないタイトル
- 出発
- 辞任、辞職、離脱
- それること、逸脱、発展、新方針
arrivalの主な意味
- 到着
- 到達、出現、出生、赴任

ということは
Estimated Time of Departureは”推定の出発時間”
Estimated Time of Arrivalは”推定の到着時間”
Actual Time of Departureは”実際の出発時間”
Actual Time of Arrivalは”実際の到着時間”
という意味ですね?

意味はそれで合っています。
Estimatedは”推定の”の代わりに”予定の”とした方がわかりやすいかと思います。
- ETD→Estimated Time of Departure→予定の出発時間
- ETA→Estimated Time of Arrival→予定の到着時間
- ATD→Actual Time of Departure→実際の出発時間
- ATA→Actual Time of Arrival→実際の到着時間
ETD/ETA/ATD/ATAを使うシーンとは?

では次にETD/ETA/ATD/ATAを使うシーンについて学びましょう。

はい!

これらの用語は会話の中で使うことはあまりありません。
出発に必要な書類上や社内のサーバー上、自身のシフト表上などに記載されています。

そうなんですね。
具体的にはどのようにこれらの用語が使われるのですか?

例えば出発に必要な書類については、自分たちが乗務する便の出発地や到着地、そしてETD/ETAなどの情報が記載されていて、それらの情報をブリーフィング前に自分のメモ(フライトメモ)に記載します。
社内のサーバー上については、自身が乗務したフライト情報が入力されていて、ETD/ETA/ATD/ATAなどの情報が入っています。そのATD/ATAから実際に乗務した時間を計算し、お給料を算出してもらっています。
自身のシフト上については、毎月自分が乗務するフライト(シフト)が発表されるのですが、その中でETD/ETAなどの情報が記載されています。

なるほど!
色々な場面でこれらの用語は登場するのですね!
ETD/ETA/ATD/ATAは会話の中で使うことはあまりなく、出発に必要な書類上や社内のサーバー上、自身のシフト表上など記載されている。
まとめ

今日は、ETD/ETA/ATD/ATAの意味と使い方について学びました。
いかがでしたか?

今回は用語がたくさんあって覚えられるか不安でしたが、読み方はアルファベットのままで、意味も一部が変わるだけでしたので覚えやすかったです。

そうですよね。
これらの用語は飛行機だけでなく船でも使うものなので、乗られる際は是非注目してみてください。
もしかしたら飛行機や船のスケジュールが閲覧できるウェブサイト上などに表記があるかもしれません。

そして最後に、CAになるには高い教養も必要となります。
高い教養を身につけるためには、色々な方の考えを知ることや幅広い分野の本を読むことが大切です。
ですが、忙しくてなかなか本を読む時間がない方が多いかと思います。
そんな方にお勧めなのがAudible(オーディブル)という本をアプリで聴けるサービスです。
こちらですと通勤通学などの移動時間に本を耳で聴くことができ、時間がない方でもたくさん本を読んで高い教養を身につけることができます。
さらに、今、Audible(オーディブル)に申し込むと、30日間無料で体験することができ、その間は本を1冊無料でダウンロードできます。
特別なキャンペーン期間中には、2ヶ月間無料になることもあります。
そして無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。
登録後に即解約したとしても、30日間は無料で体験できます。
31日目からは自動的に有料会員となり、月額1500円がかかりますので、ご注意ください。
また、ダウンロードした本はオフライン再生もできるので、電波が届かないところでも本を聴くことができます。
退会後もアプリに本のデータは残るので、ダウンロードした本は自分のものとなります。
とてもお勧めですので、是非使ってみてくださいね。