CAの厳しい訓練に落ちるとクビになるの?試験内容と対策方法とは?

 

「CAの厳しい訓練に落ちるとクビになる」って本当?

既に内定を貰ってCAの訓練を控えている方、またCAを目指している方のお役に立つ記事を書きました。

今日は私が2015年に日系航空会社で体験した、厳しいCAの訓練と試験内容についてご紹介いたします。

CAの訓練は以下の3つにわかれています。

CAの訓練

  1. 座学
  2. 実技
  3. OJT(On the Job Training)

 

この3つを合計2ヶ月ほどかけて訓練が行われていました。

CA訓練では、「今日勉強したことを明日テストする」という流れになっています。

ですから私は毎日寝る間を惜しんで勉強していました。

合格点を取れないと鬼のように怖い教官から泣くまでお説教されます。

1回目のテストに不合格になってしまった場合は、教官にもう一度チャンスを頂けるようお願いをします。そこで2回目のテスト日を決めます。

2回目のテストを受けても合格できない場合はクビになってしまいます。

そのため、みんな死にものぐるいで勉強しました。

同期の中では2回目のテストでも不合格となりクビになってしまった方は居ないのですが、先輩の期では約20人中、2人がクビになったそうです。

CAの訓練はとても厳しく辛いものでしたが、お客様の命をお預かりしているお仕事なので厳しいのも当たり前だと思います。

一番大変なエマ訓を乗り越えるコツとしては『自分の大切な人がこの飛行機に乗っている』と想定することです。

すると臨機応変に動くことができ、自然と合格できるはずです。

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「CAの訓練で学ぶ9つの内容」

CAの訓練で学ぶ内容は次の9つの内容にわけることができます。

CAの訓練で学ぶ内容

  1. 飛行機の構造(座学)
  2. 特別なケアが必要なお客様について(座学)
  3. ファーストエイド(座学)
  4. 非常用装備品(座学と実技)
  5. アナウンス(実技)
  6. 英語(座学)
  7. ドリンクサービス (実技)
  8. Emergency(座学と実技)
  9. OJT(実技)

 

これらの9つの内容について詳しく解説していきます。

座学:飛行機の構造について学ぶ

わたしたちが乗務する飛行機の構造について学びます。

それは以下のような項目です。

飛行機の構造についての内容

  • 飛行機が飛ぶ原理
  • 飛行機の大きさ
  • 座席数
  • お手洗いの数と位置
  • コールボタンやリクライニングボタンの位置
  • ギャレーの設備など

 

このような基本的なことを最初に学びます。

講義は学校の授業のように教官がホワイトボードを使って説明し、訓練生は椅子に座って話を聞きます。

当たり前ですが携帯でホワイトボードの写真を撮ったり出来ないので、一生懸命ノートに写していました。

テキストは配られますが、訓練が終わったら返却しなければならないので、テキストに書き込むことも出来ませんでした。

テキストの内容を全て自分のノートに写すのはとても大変なので(本当はいけないのですが)家でこっそりコピーしたりしていました。

座学では基本的にきちんと話を聞いていれば怒られることはありませんが、教官から『何か質問はありますか?』と聞かれた時に誰かが返答するのを待って、誰も返答せずにシーンとなってしまうと『何かしら返事をしなさい!』と言われるので(笑)、『ございません。』などと返事をするようにしましょう。

 

翌日に行われる試験内容と対策:飛行機の構造について

翌日に行われる試験では飛行機にかかる力について出題されました。

(矢印が書いてあってその隣に力の名前を書くような感じです。)

ですから、飛行機が飛ぶ原理はしっかり覚えておいたほうがいいと思います。

この方のブログでわかりやすく解説されていますので、予習しておくと頭に入りやすいと思います。

www.yukisako.xyz

試験は100点満点で80点以上で合格、問題数は25問ほどで、5問まで間違えることが出来ます。制限時間は30分程でした。

 

座学:特別なケアが必要なお客様について学ぶ

特別なケアが必要なお客様とは次のようなお客様を指します。

特別なケアが必要なお客様とは?

  • 車椅子を利用される方
  • 目や耳が不自由な方
  • 小さなお子様だけでご搭乗される方
  • 妊婦
  • 松葉杖を使用されている方

 

こういった方々は安全上座れない席があります。

それは非常口座席です。

なぜなら、非常口座席は緊急脱出時に客室乗務員のお手伝いをしていただいたり、非常口を開けていただかなければならないからです。

また1便につきご搭乗いただける人数にも制限があるため細かな規定を学びます。

例えば車椅子をご利用のお客様は以下の3つに分類されます。

車椅子をご利用のお客様の分類

  • 車椅子を利用されるお客様の中でも長距離の歩行が難しい方
  • 階段の昇降が難しい方
  • 座席の移動が難しい方
上記のタイプによって、そして付き添いの方が居るか居ないかによって、規定が異なってきます。

規定が定められている理由は、万が一緊急事態が発生した際、全てのお客様を安全に脱出させるためです。

 

翌日に行われる試験内容と対策:特別なケアが必要なお客様について

翌日に行われる試験では次のような問題が出題されました。

過去問

  • 車椅子を使用されるお客様が座れない座席はどこか?
  • 座席の移動が難しいお客様は1便につき何人ご搭乗いただけるか?(付き添い者が居る場合と居ない場合でそれぞれ答える)

 

数字を答える問題がいくつかあり覚えるのが大変だと思います。

家でテキストの写真を撮っておくと満員電車の中でも勉強ができるのでオススメです。

こちらの試験も100点満点で80点以上で合格、問題数は25問ほどで、5問まで間違えることが出来ます。制限時間は30分程でした。

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座学:ファーストエイドについて学ぶ

ファーストエイドとは急病人への応急手当てのことです。

ここでは機内で起こりうる症状についての対応を学びます。

例えば以下のような症状です。

空酔い原因:タービュランス(揺れ)が大きいときに発生しやすい

対処法:①身体を圧迫しているもの(スカーフ、ベルト、靴など)を外すか緩める

②通風口を緩め、風通しを良くする

③遠くを見る

④水を飲む

⑤冷たいおしぼりを顔に当てる

貧血原因:寝不足時、空腹時、疲労が溜まっているとき、アルコールを摂取されているとき、急に立ち上がったときに発生しやすい

対処法:①身体を圧迫しているものを外すか緩める

②心臓よりも足を高く上げる

③甘いものを食べる

④水を飲む

⑤冷たいおしぼりを顔に当てる

⑥毛布を掛け、保温する

やけど原因:ドリンクサービスのときに発生しやすい

対処法:①流水で5分以上冷やす

②氷嚢袋を患部に当てる

喉の異物除去原因:飲み込みづらいものを召し上がっているときに発生しやすい

対処法:①背部叩打法→背中(肩甲骨の間)を叩く。

②それでも出ない場合は腹部突き上げ法→急病人の後ろから脇に手を通し、腹部の下で手を組みます。

そして勢いよく上に持ち上げます。この方法は妊婦や乳児には行えません。

また妊婦や乳児以外で腹部突き上げ法を行った場合、内臓損傷している場合もあるので必ず病院に行っていただきます。

耳詰まり原因:上昇中、降下中のときに発生しやすい(特に風邪をひいている方)

対処法:①飴を舐める

②水を飲む

③あくびをするときのように大きな口を開ける

④お子様の場合、耳が痛くて泣いている場合はそのまま泣いていただいた方が耳詰まりが解消されます。

⑤バルサルバ法→鼻をつまみ口を閉じ、空気を喉から耳に送るイメージで息みます。

 

このなかでも特に空酔い、耳詰まり、貧血は頻繁にあるので、しっかり対処法を覚えておいた方がいいです。

貧血に関してはお客様が一時的に意識を失ってしまうことがありますが、焦らず落ち着いて処置すれば回復されることが多いです。

 

 

先日このようなお客様がいらっしゃいました。

前日遅くまでお酒を飲まれていて、睡眠不足で疲れも溜まったままご搭乗されました。

離陸後はずっとお休みになっていたのですが、お目覚めになりお手洗いに行くために立ち上がった瞬間、その場に倒れられました。

このときに私たちが取った対応は、座席などに頭をぶつけていないか怪我の確認意識と呼吸の確認、呼吸はあったので床に毛布を敷きお客様を寝かせ、足の下にカバンを置き足が心臓より高い位置にくるようにしました。そしてお客様の身体を圧迫しているものを緩めている間に会話が出来るまで回復されたので、引き続きお休みになっていただき、着陸前にお座席にお戻りいただきました。

貧血に限らず、症状が重い方については機内でお医者様を探すこともあります。

また救急車を呼んだり、緊急着陸することもあります。

私たちの判断がお客様の命に関わるので、正確な判断とスピーディーさが求められます。

ですからここで学ぶことはとても重要なのです。

 

翌日に行われる試験内容と対策:ファーストエイドについて

翌日に行われる試験では次のような問題が出題されました。

過去問

  • 鼻をつまみ口を閉じ、空気を喉から耳に送る耳抜きの方法は何というか?
  • 喉の異物除去の方法を二つ答えよ

 

文字で覚えるよりも実際に動いて体で覚えた方が身になるので、試験前日はぬいぐるみに話しかけながら処置をしていました。

こちらの試験も100点満点で80点以上で合格、問題数は25問ほどで、5問まで間違えることが出来ます。制限時間は30分程でした。

 

座学と実技:非常用装備品について学ぶ

機内には緊急事態に必要な備品がいくつも搭載されています。

機内の主な非常用装備品

  • ハロン消化器
  • 水消化器
  • 防煙マスク
  • 酸素ボトル
  • 救命無線機
  • 救命胴衣
  • フラッシュライト
  • メガフォン
  • ファーストエイドキッ

 

これらの装備品について下記の内容を一言一句暗記します。

非常用装備品の暗記事項

  • 個数と位置
  • プリフライトチェック(非常用装備品がちゃんと使える状態かどうか、お客様が搭乗する前にチェックします。)
  • 使用方法
  • 注意事項

 

暗記する理由は必要なときにすぐに取りに行けるように、また確実に操作するためです。

なぜなら一分一秒を争う緊急時に『酸素ボトルはどこだったかなあ?』どうやって使うんだったっけなあ?』なんて考えている暇は無いからです。

試験では意味が合っていたとしても助詞のひとつも間違えてはいけないので暗記するのにとても苦労します。

たとえば、メガフォンの使い方で『サイレンが鳴っているとき、ハンドルを握りしめると、サイレンは止まり音声が優先するようになっている。』という文章を『サイレンが鳴っているとき、ハンドルを握りしめると、サイレン止まり音声が優先されるようになっている。』と言ってしまうと意味は同じですが、不合格になります。

これらは訓練に合格しても日々のフライトで知識確認(ブリーフィングの時にチーフから質問される)される確率が高いので常に勉強していました。

 

翌日に行わる試験内容と対策:非常用装備品について

翌日に行われる試験では次のような問題が出題されました。

過去問

  • ハロン消化器の使用方法を全て書け
  • 酸素ボトルの使用方法を全て書け

 

こちらは筆記の試験の中で一番難易度が高いです。

訓練が始まるときにマニュアルが配られるのですが(こちらは退職時まで自分で持っていることが出来ます。)先に非常用装備品についてのページを確認し、少しずつ予習していた方が良いです。

こちらの試験も100点満点で80点以上で合格、問題数は25問ほどで、5問まで間違えることが出来ます。制限時間は30分程でした。

ちなみに下記の画像は私が使っていたノートです。

左の画像がハロン消化器について、右の画像が酸素ボトルについてです。

オレンジ色で書かれた部分は全て暗記していました。

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私が実際にCA訓練で使用していたノート
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実技:アナウンスについて学ぶ

アナウンスは基本的にはアナウンスブックを見て行うので暗記する必要はありません。

しかし新人の段階ではひとつだけ暗記しなければいけない項目があります。

それはタービュランス(揺れ)のアナウンスです。

タービュランスはいつ起こるか分からないので、起こった時にすぐにアナウンスができるように、新人、ベテラン関係なく誰でも暗記しなければなりません。

私が暗記させられたのは下記のフレーズでした。

”みなさま、ただ今シートベルト着用のサインが点灯しました。座席にお戻りになり、シートベルトをしっかりお締めください。これからしばらくの間、揺れることが予想されます。機長の指示により客室乗務員も着席しますので、お客様ご自身でシートベルトをお確かめください。シートベルト着用のサインが付いている間、化粧室のご使用はお控えください。”

このアナウンスの訓練では間違えずにわかりやすく言えるように、教官の見本を聴きながら練習します。

もちろん抑揚を付け、語尾を強く言わないなど、美しいアナウンスが出来るに越したことはないのですが、ここではマニュアル通りに言えることが重要視されています。

 

翌日に行われる試験内容と対策:アナウンスについて

アナウンスについては特に試験はありませんでしたが、OJT(最後の項目で詳しく解説します。)中に実際の機内で『タービュランスのアナウンスをしてみて!』とインストラクターから指示されるので、そこで間違えずに言えないといけません。

 

座学:英語について学ぶ

機内でよく使う英語(サービスに関することと保安に関すること)を勉強します。

たとえば、以下のような英会話フレーズです。

機内でよく使う英会話フレーズ

  • This seat is an emergency exit seat. In case of an emergency we will need your help. Would you help us when an emergency?
  • Would you fasten your seatbelt?
  • Would you like some coffee?
  • We don’t have 7Up on board.
  • We have a passenger for urgent medical assistance. If you are medical personnel, please contact us.

 

また機長が外国人の場合はブリーフィング(フライト前のミーティング)も英語で行われるので、把握するべきポイントを英語で学びます。

把握すべきポイントは以下の通りです。

ブリーフィングで把握すべき点

  • フライトタイム
  • 巡航高度
  • 揺れの情報
  • 天気
  • 緊急事態が発生した際の対応

 

翌日に行わる試験内容と対策:英語について

こちらも特に試験はありませんが、講義中に録音された外国人キャプテンのブリーフィングを聞いて、どんな内容だったか教官からの質問に答えるといったものはありました。こちらは間違えても減点されることはないので安心してください。

 

実技:ドリンクサービスについて学ぶ

ドリンクサービスの訓練は「モックアップ」という飛行機の模型の中でサービスの練習を行います。

訓練生の一人がCA役になり、残りの訓練生と教官がお客様役として飛行機の座席に座ります。

ここで初めてドリンクカートを使って練習するのですが、以下のように注意するべき点が多く最初は難しく感じました。

サービス時に注意すべき点

  • ドリンクカートを止める位置
  • 通路に足を出されているお客様にドリンクカートがぶつからないようにする
  • ドリンクカートを停止させるたびにブレーキを踏む
  • 決して笑顔を絶やさない
  • カップのロゴの位置をお客様の方向に向けてお渡しする
  • お子様連れにはリッドとストローをつけなければいけない

 

これらは何度も繰り返して慣れてしまえばなんてことはないのですが、訓練生当時はなかなかスムーズに出来ませんでした。

 

翌日に行わる試験内容と対策:ドリンクサービスについて

二人一組でカートを組み、残りの訓練生と教官がお客様役となり、実際にサービスをします。

教官はわざとご用意のない飲み物を頼んできたりするので、きちんとご説明が出来るか、代替案を提案出来ているかが大切となります。

採点方法は教官しかわからないのですが、基本的に安全で丁寧なサービスが出来ていればみんな受かります。

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座学と実技:Emergencyについて学ぶ

Emergency訓練は通称「エマ訓」と呼ばれています。

今までの訓練でも十分辛かったのですが、このエマ訓が始まってからは空気がガラッと変わり更に厳しくなります。

そして今までは敬語を使っていたのですが、今度は逆に敬語を使うと怒られます。

なぜなら、敬語ですとフレーズが長くなってしまうからです。

簡潔に短時間で必要事項を伝えるために命令語を使います。(〜やって!、〜やらないで!など)

緊急事態では客室乗務員は完全に保安要員となり、お客様のことも『お客様』と呼ぶのではなく、『あなた!』と呼びます。

「エマ訓」の訓練内容としては緊急着陸した場合、緊急着水した場合の一連の脱出の流れを体に叩き込みます。

教官からの『機体が急降下しているー!!』という合図で私たちは『頭を下げてー!Head downー!!』と叫ぶところから始まります。

どんなに大きな声で叫んでも『声が小さい!』と怒鳴られ、地声が小さい私はかなり苦労しました。

そして窓から外の状況を覗き、ここで初めて緊急着陸したのか緊急着水したのかがわかります。

同時にドアを開けても安全なのかを判断するのですが、これが結構難しいのです。

例えば緊急着陸した場合は外で火災が発生していたり、十分なスペースがなかったりしたらドアを開けてはいけませんし、緊急着水の場合は水面の位置によってドアを開けられるかが変わってきます。

訓練では窓の部分がテレビ画面のようになっていて教官が操作して様々な画面を出します。

用意されているシチュエーションには以下のようなものがあります。

用意されているシチュエーション

  • 炎が出ている
  • 木が散乱している
  • 水中(水面が機体より上)

 

ドアを開けてはいけない状況で開けてしまうと一発で不合格となってしまうので、この瞬間はかなり神経を使います。

開けるべきドアを開けたらお客様役の訓練生を全員脱出させて終了となります。

この一連の流れをずっと大声を出しっぱなしで行うので、終わる頃には息も切れますしフラフラ状態になります。

 

翌日に行わる試験内容と対策:エマ訓について

機体が急降下するところから乗客を全員脱出されるまでの一連の流れを一人で行います。何と言ってもドアの開閉可否の判断が一番大切ですので、タイムプレッシャーはあるかと思いますが、一旦落ち着いて確実な判断を下す必要があります。

対策としては一連の流れを体に叩き込むためにダンスを覚えるかのように、家で動き回り、小声で叫ぶ?練習をすることをお勧めします。

もし同居されている方がいて、協力いただけるようであれば、ドアの開閉可否をするときに『外は火災!』『水中!』などと状況を指定してもらうと良い練習になると思います。

 

実技:OJT(On the Job Training)について学ぶ

いよいよ実際にお客様が乗っている飛行機で訓練が始まります。

OJTでは訓練生一人に対して一人のOJTインストラクターが付き、何をするにもこのインストラクターが私の後を付いてまわります。

私がOJTで一番苦労したのは離着陸前安全性チェックです。

こちらはその名の通り離着陸前にお客様の安全(シートベルトの着用やリクライニング、荷物の収納場所など)を確認するものです。

しかし、自分の担当区域を終わらせないと離陸できないというタイムプレッシャーと後ろからついてくるインストラクターからのプレッシャーから項目を漏らしてしまうことが多々ありました。

漏れていた場合、インストラクターから『もう一回見てきて』とだけ言われて、もれていたことに気がつきます。

OJTは合計12便行うのですが、それまでにチェック漏れを無くさないと不合格となり、OJTが延長となってしまいます。

インストラクターが重視している点はチェック漏れが無いかです。スピードももちろん大切なのですが、まずは確実性を高めましょう。

コツとしては自分なりの導線を作ることです。

私は下記の流れで確認をしていました。

離着陸前安全性チェックの導線

  1. 上の棚がきちんとしまっていることを確認
  2. リクライニングが倒れていないことを確認
  3. 肘掛けが下がっていることを確認
  4. シートベルトが締まっていることを確認
  5. 足元の荷物は確実に前の座席の下に収納されていることを確認

 

この流れでチェックすると漏れなく出来ます。

乗務終了後はステイ先のホテルでひらすら今日のフライトの反省をしなければならないので、もちろん遊びに行ったりは出来ません。

私は早番でしたので朝の5時頃に勤務が始まり、ホテルに着いたのは14時過ぎ頃でした。食事は近くのコンビニや飲食店へ行ってご飯を食べました。食事代として会社から1回のステイにつき3,000円が次月末に振り込まれますので、その金額を超えないように食事をしていました。一緒に乗務をしていたキャプテンからみんなでご飯に行こう!と誘われたのですが、勉強することがたくさんあったのでお断りをしました。

翌日は朝5時代にホテルのロビー集合でしたので、さっさと勉強し、早めに寝て次の日に備えました。

その間、他の訓練生は別の便に乗務し他のステイ先に泊まっているので、会って話すことは出来ません。

無事にOJTが終了したら訓練生バッチを外し、正式な客室乗務員として働くことができます。

 

 

翌日に行われる試験内容と対策:OJT(On the Job Training)について

OJTは先ほど少し申し上げましたが合計12便あります。

その間に一人前の客室乗務員として乗務できるようにならなければなりません。

インストラクターがまだこの子は一人で乗務できないと判断した場合、OJTは延長となります。

OJTは最大18便まで延長することができ、18便乗務しても合格できない場合はクビになってしまいます。

合格するために、そして合格してからも共通して言える最も大切なことはコミュニケーションです。

わからないことがあったら正直にインストラクターに質問したり、他のクルーから何か情報を貰ったら別のクルーにも伝えてあげたり、必要ないかもしれないと思っても積極的にコミュニケーションを取ることが大事です。

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まとめ

私が苦労したのはエマ訓でした。

それは瞬時に状況判断し、安全にスピーディーに行動しなければならないからです。

頭ではわかっていても実際に動くとなかなか体がついていかなかったり、やるべきことや言うべきコマンドを漏らしてしまったりします。

ですが自宅で椅子を並べて飛行機のようなレイアウトを作り、玄関のドアには飛行機のドアに付いているハンドルや窓を紙で作って貼り付け、何度も練習することで体に染み付いてくると思います。

 

そして最後に、CAになるには高い教養も必要となります。

高い教養を身につけるためには、色々な方の考えを知ることや幅広い分野の本を読むことが大切です。

ですが、忙しくてなかなか本を読む時間がない方が多いかと思います。

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元CAハム子のブログ
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